2010年3月24日水曜日

摂食障害

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100324-00000084-mai-soci<br class="khtml-block-placeholder">

状況にもよるが、摂食障害というのは素人の人が考えるほど簡単なものではない・・・といってもカーペンターズのカレンのことを知っている人ならわかるはず。心疾患による死亡も本当に突然起こってたいてい予測不能である。もちろん手足すべて拘束して一年中鼻管から栄養を与え続けると言う手もないではないが(手足拘束しなければ自己抜管する、それが摂食障害である)、それはいわゆる人権無視ということで、出来る限り避けるように治療をしていくはずだ。さらにはそれをしていても、以前の極度の低栄養状態を理由に心突然死をする、それが摂食障害である。今回もし検挙すると言うのであれば、それが入院していれば防げた死亡であるのか、入院してもいなくてもいずれにせよ一定の確率で起きた現象ではないのかということを立証する必要があると僕は考えるわけだが、非常に残念なことに、検察や裁判所がそこの理性的な議論に入ってくれるのかどうかがまず重大なポイントとなってしまっている。

もちろん本質的には栄養障害ではなく精神疾患なのであるが、正直に言えば、精神科にかかることで改善していったという人もあまり見たことがない。ただし、もしこの常駐の医師の専門が精神科でなく、そして精神科にコンサルトしていなかったならそれは訴追されてもしょうがないかもしれない。もしそうなら、職責を任された知識階級エリートとして医師が責任を負うべきだ。医療に検察の手が入るのは、防衛的医療による不必要な医療費高騰を招いてしまいよいことではないと考えるが、隠蔽など非常に悪質なことについてはしょうがなく、今回の件ももしそういうことであれば、刑務所の中での出来事ということを踏まえしょうがない可能性はあるかも。摂食障害という診断以前に器質的な吸収障害は除外したのかどうかというのもあるけれど、それは大腸内視鏡による生検を必要としたりもするし、普通精神科的症状から摂食障害と診断するわけだが、その時点で精神科の介入があったかどうかも重要かも。

しかしいずれにせよ、素人の感情論ではなくて疫学を中心とする科学的根拠にもとづく司法判断がなされればよいなあ(反語的に)。

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